思出川農園の葉もの野菜

ルッコラ

(写真はルッコラ・ミズナ・赤ミズナ)

地中海沿岸が原産と言われ、古くはエジプトでも食されていたそうです。フランス料理では「ロケット」と呼ばれるそうです。

ルッコラはハーブにあたり、ほのかにゴマのような香りと、ピリッと辛い刺激が特徴です。

このピリッと辛い成分には、抗がん作用、抗菌作用、血栓予防にもなるそうです。ビタミンとミネラルも豊富なので、日々の健康管理にも役立つ野菜です。

生でサラダで食べるのが一般的です。
焼いたピザにたっぷりのルッコラをのせても美味しいですね!

ミズナ・赤ミズナ

(写真はルッコラ・ミズナ・赤ミズナ)

ミズナはアブラナ科の野菜で、京都が原産と言われています。冬場に収穫できるという事などもあり古くから関西では親しまれてきた伝統野菜の一つです。

赤ミズナは、一般的な水菜とほぼ同じなのですが、茎の色が綺麗な紫色をしています。酢に反応して綺麗な色に発色するので、浅漬けなどにすると仕上がりが美しいですよ。

豊富にβ-カロチンを含み、抗発がん作用や免疫賦活作用があり、体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。

フェンネル

(写真は葉の部分)

国産フェンネルはまだめずらしいと思うのですが、みなさんご存知でしょうか?

フェンネルは、3つのパートがあり、そのパートによって使い方や食べ方が違います。

ひとつは白く膨らんだ「鱗茎」と呼ばれる根元のカブのような部分。
セロリの根元のような食感と独特の香りがあり、生のまま、又は加熱調理して食べます。

次に、針のような葉の部分。
ハーブとして、サラダにしたり、刻んで和え物に加えたり、スープに加えるなどの他、ハーブティーとして。

最後は秋に採れる種の部分です。
種にも強い香りがあり、主に香辛料として用いられているほか、化粧品などにも使われています。